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疳高
ふりがな文庫
“疳高”の読み方と例文
読み方
割合
かんだか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんだか
(逆引き)
綺麗な
疳高
(
かんだか
)
い、少し
野趣
(
やしゅ
)
を帯びた笑声が
弾
(
はじ
)
けるように響いた。皆んながおたけの方を見た。人見がこごみ加減に何か話しかけていた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに
疳高
(
かんだか
)
く笑う。女は自由自在に笑う事が出来る。男は
茫然
(
ぼうぜん
)
としている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
昼のボーが鳴ると、機械の騒音が順々に吸われるように落ちて行って——急に女工たちの
疳高
(
かんだか
)
い声がやかましく目立ってきた。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
疳高(かんだか)の例文をもっと
(28作品)
見る
疳
漢検1級
部首:⽧
10画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“疳”で始まる語句
疳
疳癪
疳性
疳癖
疳違
疳走
疳癪玉
疳癪持
疳癪筋
疳癪声
“疳高”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
三島霜川
中島敦
小林多喜二
海野十三
ロマン・ロラン
久保田万太郎
有島武郎
薄田泣菫
岡本かの子