“かんだか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甲高67.3%
疳高16.7%
癇高14.9%
勘高0.6%
干高0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて間もなく、真蒼になった女房が番台からして飛び降りて来るなり、由蔵の駆けて入った釜場の扉口甲高い叫びを発した。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ホホホホまだ分らないんですか」と今度はまた庭まで響くほどに疳高く笑う。女は自由自在に笑う事が出来る。男は茫然としている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
柳吉の声で「ああ、お、お、お、おばはんか、親爺は今死んだぜ」「ああ、もし、もし」蝶子の声は癇高えた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
勘高い声で人の胸にささるような口をきくのもめてしまって、って何も言わなくなり、こちらに対って眼はいていても物を見ないかのようになる。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ハヽヽヽヽ!」彼女は、わらひたくないが故意に干高い空笑ひをした。「だからさ、一日はつきりと我慢すればその晩からは、だん/″\に治るようになるんぢやないの。」
F村での春 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)