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疳性
ふりがな文庫
“疳性”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんしょう
56.0%
かんしやう
44.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしょう
(逆引き)
与一は二寸ばかりの黄色い
蝋燭
(
ろうそく
)
を
釘
(
くぎ
)
箱の中から探し出すと、灯をつけて台所のある
部屋
(
へや
)
の方へ
疳性
(
かんしょう
)
らしく歩いて行った。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
近所の
頭
(
かしら
)
のお神さんのことで、庸三も
疳性
(
かんしょう
)
のそのお神さんの手に縫ったものを着つけると、誰の縫ったものでも、ぴたり気持に来ないのであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
疳性(かんしょう)の例文をもっと
(14作品)
見る
かんしやう
(逆引き)
商売と思つて目を
瞑
(
つぶ
)
つても瞑り切れないものがあつた。
疳性
(
かんしやう
)
に洗つても洗つても、洗ひ切れない
汚涜
(
をどく
)
がしみついてゐるやうな感じだつた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
疲労したあまり不機嫌になつた大石練吉は、手荒く
疳性
(
かんしやう
)
に衣裳をくるくると巻きながらいつもよりも激しくその切れ目をぱちぱちさせて云つた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
疳性(かんしやう)の例文をもっと
(11作品)
見る
“疳性”の意味
《名詞》
神経質で怒りやすい性質。
異常な潔癖症であること。
(出典:Wiktionary)
疳
漢検1級
部首:⽧
10画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“疳”で始まる語句
疳
疳癪
疳高
疳癖
疳走
疳違
疳癪玉
疳癪持
疳癪筋
疳癪声
“疳性”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
与謝野寛
徳田秋声
内田魯庵
林芙美子
正宗白鳥
野村胡堂
夏目漱石
与謝野晶子
宮本百合子