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汚涜
ふりがな文庫
“汚涜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おとく
50.0%
をどく
20.0%
おどく
10.0%
けがれ
10.0%
をとく
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとく
(逆引き)
そこで今日まで文壇がこの事実に対して、どんな反響をしているかと云うと、一般にファウストが
汚涜
(
おとく
)
せられたと感じたらしい。
訳本ファウストについて
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
汚涜(おとく)の例文をもっと
(5作品)
見る
をどく
(逆引き)
商売と思つて目を
瞑
(
つぶ
)
つても瞑り切れないものがあつた。
疳性
(
かんしやう
)
に洗つても洗つても、洗ひ切れない
汚涜
(
をどく
)
がしみついてゐるやうな感じだつた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
汚涜(をどく)の例文をもっと
(2作品)
見る
おどく
(逆引き)
宮殿内の
血痕
(
けっこん
)
、
洞窟
(
どうくつ
)
の
墨痕
(
ぼくこん
)
、
娼家
(
しょうか
)
の
蝋
(
ろう
)
の一滴、与えられた苦難、喜んで迎えられた誘惑、吐き出された遊楽、りっぱな人々が身をかがめつつ作った
襞
(
ひだ
)
、下等な性質のために起こる心のうちの
汚涜
(
おどく
)
の跡
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
汚涜(おどく)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
けがれ
(逆引き)
申しては失礼ですけれど、あれが牧師の妻君などとは信者全体の
汚涜
(
けがれ
)
です、なにも山木様の別荘なぞ借りなくとも
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
汚涜(けがれ)の例文をもっと
(1作品)
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をとく
(逆引き)
お前は同じ人間に善と悪とが対立してゐることを忘れて、只その悪ばかりを見るからいけないのだ。そんな見方は人間を
汚涜
(
をとく
)
し、生命を殺すものだと。
愛人と厭人
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
汚涜(をとく)の例文をもっと
(1作品)
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“汚涜”の意味
《名詞》
汚すこと。瀆すこと。
(出典:Wiktionary)
汚
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
“汚”で始まる語句
汚
汚点
汚穢
汚染
汚點
汚名
汚物
汚辱
汚濁
汚泥
“汚涜”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
宮原晃一郎
徳田秋声
森鴎外
山本周五郎
岡本かの子