トップ
>
『愛人と厭人』
ふりがな文庫
『
愛人と厭人
(
あいじんとえんじん
)
』
有島武郎君の「惜みなく愛は奪ふ」は出版されるや否や非常な売れ行きであるさうな。しかし売れ行きといふことが直にその本の真価を示すものではないと同時に、売れ行く本は直に俗受けのものと独断して、文壇の正系(?)が之を無視するのはよくないことだ。過 …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮」1920(大正9)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
苦
(
に
)
汚涜
(
をとく
)
下
(
もと
)
桁外
(
けたは
)
敢
(
あへ
)
阿諛
(
おべつか
)
一寸
(
ちよつと
)
眩
(
くら
)
恁
(
こ
)
忸怩
(
ぢくぢ
)
尤
(
もつと
)
後
(
あと
)
恁麽
(
こんな
)
擽
(
くすぐ
)
奇
(
く
)
啻
(
ただ
)
棘
(
とげ
)
倚
(
よ
)
流行
(
はや
)
云々
(
うんぬん
)
美酒
(
うまざけ
)
乾分
(
こぶん
)
輪廻
(
りんね
)
主動
(
ライトモチフ
)