“桁外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けたはず80.8%
けたはづ15.4%
けたは3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一つは彼の腕前が桁外けたはずれになったこと、もう一つは彼の気質である。摘要すると、剣術でも柔術でも、極めて無作為であって無類に強い。
雨あがる (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
集まつたのはざつと三百人、これでも嚴選に嚴選をした、一粒選のを呼んだといふのが、藤屋彌太郎の味噌で、その生き葬ひの催しもまた、桁外けたはづれの大袈裟おほげさなものだつたのです。
一体自分は考へてみると善にしろ、悪にしろさう大した桁外けたはづれではない。平たく言へば凡骨だ。
愛人と厭人 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)