“桁行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けたゆき66.7%
けたはず16.7%
ケタユキ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桁行けたゆき七間、梁間はりま四間半、茅葺かやぶ四注しちゅう造りで、表てに十帖の座敷が三つ、接待、中の間、上段の間とある。これらは南に面しており、裏の北側に化粧けわいの間と茶の間が続いていた。
そいつが、先生に睨まれんように、わざと頬冠りをして聞きに来とるに違いないのです。それじゃケニ先生の演説が聞きともないバッカリに、そげな桁行けたはずれの註文を出しよったのです。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
古式なのは、桁行ケタユキ長く、梁間ハリマの短い三尺位の高さのもので、地に掘つ立てた数多い叉木マタギで、つき上げた形に支へられてゐる。つまり伏せ廬の足をあげたものであるからの名と思はれる。
琉球の宗教 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)