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まわた
ふりがな文庫
“まわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
マワタ
語句
割合
真綿
81.3%
眞綿
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真綿
(逆引き)
その峯々から蒸発する湯気が、薄い
真綿
(
まわた
)
のような雲になって青い青い空へ消え込んで行くのが、
神々
(
こうごう
)
しい位、美しかった。
眼を開く
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
奥のほうから、ムーッと
温
(
ぬる
)
い
火
(
か
)
ッ
気
(
き
)
が流れてきて、うろたえ廻る
裾
(
すそ
)
や
袂
(
たもと
)
に、渦になった黒煙が
真綿
(
まわた
)
のようにまつわりだす。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まわた(真綿)の例文をもっと
(26作品)
見る
眞綿
(逆引き)
申し付るこそ重役も
左程
(
さほど
)
目の無きものどもにもあるまじ殊に其の方が
面體
(
めんてい
)
斯
(
かく
)
まで
愚鈍
(
うつけ
)
者とも見えず是程の
辨
(
わき
)
まへなきこともあるべからず是には何か
仔細
(
しさい
)
あらんとじり/\
眞綿
(
まわた
)
で首を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
濡らした
眞綿
(
まわた
)
で鼻と口を
塞
(
ふさ
)
ぎ、劍術の面を冠せて押へたら、そのまゝ息が詰つて、虫のやうに死んだことだらう。後で
幇間醫者
(
たいこいしや
)
が
診
(
み
)
たつて、殺しとはわかるまい。
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まわた(眞綿)の例文をもっと
(6作品)
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