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紡
ふりがな文庫
“紡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つむ
85.7%
う
3.6%
ひ
3.6%
さまた
1.8%
つ
1.8%
つむい
1.8%
つむぎ
1.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つむ
(逆引き)
「これ、なあ、」老妻は、顔をあからめて、嘉七に紙包を差し出し、「
真綿
(
まわた
)
だよ。うちで
紡
(
つむ
)
いで、こしらえた。何もないのでな。」
姥捨
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
紡(つむ)の例文をもっと
(48作品)
見る
う
(逆引き)
是は普通の働きのほかに、別にもう三筋だけ余分に、毎日心を
籠
(
こ
)
めた白糸を
紡
(
う
)
み
貯
(
たくわ
)
えて置くので、それが老いたる父母のあの世へ着て行く着物になったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
紡(う)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひ
(逆引き)
細川は自分の竿を
担
(
か
)
ついで
籠
(
びく
)
をぶらぶら下げ、浮かぬ顔をして、我家へと帰った。この時が四時過ぎでもあろう。家では老母が糸を
紡
(
ひ
)
いていた。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
紡(ひ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
さまた
(逆引き)
晝のうちは、落花を惜む人の群で、相當以上に賑ひますが、日が暮れると、グツと
疎
(
まば
)
らになつて、平次と八五郎の太平樂を
紡
(
さまた
)
げる醉つ拂ひもありません。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
紡(さまた)の例文をもっと
(1作品)
見る
つ
(逆引き)
鼻緒も
宜
(
よ
)
うございましょうが、家内が綿を
紡
(
つ
)
むことを覚えて近所の
娘子
(
むすめこ
)
に教えるので、
惠比壽屋
(
えびすや
)
だの、
布袋屋
(
ほていや
)
だの
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
紡(つ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つむい
(逆引き)
「何の、
私
(
わし
)
は寝たよりも
醒
(
さ
)
めてる方が
楽
(
たのしみ
)
だ——此の綿を
紡
(
つむい
)
で
仕舞
(
しま
)
はんぢや寝ないのが、私の
規定
(
きめ
)
だ、是れもお前の
袷
(
あはせ
)
を織る
積
(
つもり
)
なので——さア、早くお
寝
(
やす
)
み」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
紡(つむい)の例文をもっと
(1作品)
見る
つむぎ
(逆引き)
紡
(
つむぎ
)
ぐるまをまはしてる。
光
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
紡(つむぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
紡
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“紡”を含む語句
紡績
紡錘
紡車
紡績織
紡錘形
手紡
紡績工場
糸紡
鐘紡
鐘淵紡績
緒紡
絲紡
紡錘竹
卷子紡麻
泉洲紡績
紡錐形
紡縷
紡織
紡績飛白
糸紡女
...
“紡”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
浜田青陵
河上肇
木下尚江
上司小剣
内村鑑三
ワシントン・アーヴィング
小島烏水
吉川英治
野口雨情