トップ
>
吉野紙
ふりがな文庫
“吉野紙”の読み方と例文
読み方
割合
よしのがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしのがみ
(逆引き)
烏瓜の花は「花の
骸骨
(
がいこつ
)
」とでも云った感じのするものである。遠くから見ると
吉野紙
(
よしのがみ
)
のようでもありまた一抹の煙のようでもある。
烏瓜の花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
戸を
開
(
あ
)
けると、
露一白
(
つゆいっぱく
)
。
芝生
(
しばふ
)
には
吉野紙
(
よしのがみ
)
を広げた様な
蜘網
(
くものあみ
)
が張って居る。小さな露の玉を
瓔珞
(
ようらく
)
と
貫
(
つらぬ
)
いた
蜘
(
くも
)
の糸が、枝から枝にだらりと
下
(
さが
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
さる
子細
(
しさい
)
あればこそ
此處
(
こゝ
)
の
流
(
なが
)
れに
落
(
おち
)
こんで
嘘
(
うそ
)
のありたけ
串談
(
じようだん
)
に
其日
(
そのひ
)
を
送
(
おく
)
つて
情
(
なさけ
)
は
吉野紙
(
よしのがみ
)
の
薄物
(
うすもの
)
に、
螢
(
ほたる
)
の
光
(
ひかり
)
ぴつかりとする
斗
(
ばかり
)
、
人
(
ひと
)
の
涕
(
なみだ
)
は百
年
(
ねん
)
も
我
(
が
)
まんして
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
吉野紙(よしのがみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“吉野”で始まる語句
吉野
吉野郷
吉野山
吉野川
吉野丸
吉野宮
吉野屋
吉野雛
吉野河
吉野桜
検索の候補
吉野
吉野郷
吉野山
吉野川
狩野亨吉
吉良上野介
三吉野
吉良上野介殿
吉野路
吉野漆
“吉野紙”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
樋口一葉
泉鏡花
寺田寅彦