“三吉野”の読み方と例文
読み方割合
みよしの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ちその三吉野みよしのも春は桜の花で名あるところであるが、冬になると満山一面の枯木となって、その枯木は唐土までも続いているのである。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
後にいのくだりになって、「げにはずかしや我ながら、昔忘れぬ心とて、………今三吉野みよしのの河の名の、菜摘の女と思うなよ」などとあるから、菜摘の地が静に由縁ゆかりのあることは
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)