“三吉狐”の読み方と例文
読み方割合
さんきちぎつね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向うの松原に、小さな稲荷いなりやしろがある、あれの主が三吉狐さんきちぎつねというて、つい、近頃までも、その三吉狐がこの界隈かいわいに出没して、人に戯れたそうじゃ。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)