“狩野亨吉”の読み方と例文
読み方割合
かのうこうきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下鴨の狩野亨吉かのうこうきち氏の家に逗留しているという事であったので、未だ滞在しているかもう行き違って帰京したか、若しまだ滞在して居るのならばこれから直ぐ遊びに行っても
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
そのころの先生の親しかった同僚教授がたの中には狩野亨吉かのうこうきち奥太一郎おくたいちろう山川信次郎やまかわしんじろうらの諸氏がいたようである。「二百十日」に出て来る一人が奥氏であるというのが定評になっているようである。
夏目漱石先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
走り込んでしまったという話を狩野亨吉かのうこうきち先生からうけたまわったことがある。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)