『夏目漱石先生の追憶（なつめそうせきせんせいのついおく）』

熊本第五高等学校在学中第二学年の学年試験の終わったころの事である。同県学生のうちで試験を「しくじったらしい」二三人のためにそれぞれの受け持ちの先生がたの私宅を歴訪していわゆる「点をもらう」ための運動委員が選ばれた時に、自分も幸か不幸かその一 …

著者	寺田寅彦
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出	「俳句講座」1932（昭和7）年12月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約19分（500文字/分）
朗読目安時間	約31分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

通（かよ） 彷徨（ほうこう） 藤代（ふじしろ） 熊本（くまもと） 猫（ねこ） 生粋（きっすい） 畏敬（いけい） 白川（しらかわ） 神戸（こうべ） 糧（かて） 羊羹（ようかん） 脂（あぶら） 舷側（げんそく） 芳賀（はが） 苦（にが） 葛餅（くずもち） 煎（せん） 袖口（そでぐち） 襟巻（えりまき） 謡（うた） 象牙（ぞうげ） 鉢（はち） 靴脱（くつぬ） 頂戴（ちょうだい） 頬（ほお） 頻繁（ひんぱん） 風采（ふうさい） 高浜（たかはま） 鰹節（かつおぶし） 黄檗（おうばく） 常套（じょうとう） 中根（なかね） 京橋（きょうばし） 仮寓（かぐう） 佳（よ） 半折（はんせつ） 吾輩（わがはい） 土屋（つちや） 坂本（さかもと） 天狗（てんぐ） 宅（うち） 室（へや） 寒川（さむかわ） 寒月（かんげつ） 小宮（こみや） 煩悶（はんもん） 幌（ほろ） 挨拶（あいさつ） 新橋（しんばし） 杉（すぎ） 松山（まつやま） 横浜（よこはま） 汐留（しおどめ） 泥（どろ） 浅草（あさくさ） 海老（えび） 滲透（しんとう） 灯（ひ） 上野（うえの）