トップ
>
幌
ふりがな文庫
“幌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほろ
96.6%
とばり
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほろ
(逆引き)
老栓はなおも
躊躇
(
ちゅうちょ
)
していると、黒い人は提灯を引ッたくって
幌
(
ほろ
)
を下げ、その中へ饅頭を詰めて老栓の手に渡し、同時に銀貨を
引掴
(
ひっつか
)
んで
薬
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
けれども青い
幌
(
ほろ
)
を張った、
玩具
(
おもちゃ
)
よりもわずかに大きい馬車が小刻みにことこと歩いているのは幼目にもハイカラに見えたものである。
追憶
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幌(ほろ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とばり
(逆引き)
われは
心
(
むね
)
の跳るを覺えて、そと人々に遠ざかり、身を長き
幌
(
とばり
)
の蔭に隱して、窓の外なる涼しき空氣を呼吸したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「へえ、憚かりさん。
大
(
おほ
)
けに。」と優しく言つて太政官は、ツカ/\と宿直室の隣りの御宸影奉安所の前へ進むと、白い
幌
(
とばり
)
の前に立つて、稍暫く祈念を凝らしてゐた。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
幌(とばり)の例文をもっと
(3作品)
見る
“幌”の解説
幌(ほろ)(en: tarpaulin 、en: tarp )は、風雨や砂ぼこりなどを防ぐために車両などを覆うための防水布。トラック、オープンカー、鉄道車両、乳母車、馬車などに用いられ、これを取り付けた馬車は幌馬車と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
幌
漢検準1級
部首:⼱
13画
“幌”を含む語句
幌馬車
札幌
幌車
幌向
幌泉
野幌
幌型
浦幌
幌俥
幌内
美幌
幌蚊帳
濡幌
幌骨
書幌
札幌農学校
札幌麦酒
黄幌
蚊帳幌
透幌
...
“幌”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
上司小剣
徳田秋声
素木しづ
島崎藤村
谷譲次
夏目漱石
泉鏡太郎
魯迅