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幌俥
ふりがな文庫
“幌俥”の読み方と例文
読み方
割合
ほろぐるま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほろぐるま
(逆引き)
二三時間の後、信子は電車の終点に急ぐべく、
幌俥
(
ほろぐるま
)
の上に揺られてゐた。彼女の眼にはひる外の世界は、前部の幌を切りぬいた、四角なセルロイドの窓だけであつた。
秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
日蔭町
(
ひかげちょう
)
の
寄席
(
よせ
)
の前まで来た私は、突然一台の
幌俥
(
ほろぐるま
)
に出合った。私と俥の間には何の
隔
(
へだた
)
りもなかったので、私は遠くからその中に乗っている人の女だという事に気がついた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幌俥(ほろぐるま)の例文をもっと
(2作品)
見る
幌
漢検準1級
部首:⼱
13画
俥
漢検1級
部首:⼈
9画
“幌”で始まる語句
幌
幌馬車
幌車
幌泉
幌内
幌向
幌型
幌骨
幌蚊帳
幌型自動車
“幌俥”のふりがなが多い著者
夏目漱石
芥川竜之介