“幌車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほろぐるま83.3%
マアチヤア16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんやりと歩いていらっしゃると、日蔭町というところの寄席よせの前で一台の幌車ほろぐるまにお出合なされました。
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
昼間葉子は庸三の勧めで幌車ほろぐるまに乗って町の医院を訪れ、薬をもらって来たのであったが、医者は文学にも知識をもっているヒュモラスな博士はかせで、葉子のからだをざっと診察すると
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
幌車マアチヤアが遥かを通つた。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)