“幌蚊帳”の読み方と例文
読み方割合
ほろがや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木綿の幌蚊帳ほろがやの方を数えたらこれは四百くらいであったが、これでも細か過ぎると思う。
蚊帳の研究 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
床の前には幌蚊帳ほろがやの中に俊坊が顔をまっかにしてまくらをはずしてうつむきに寝ている。
花物語 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)