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『花物語』
ふりがな文庫
『
花物語
(
はなものがたり
)
』
一昼顔 いくつぐらいの時であったかたしかには覚えぬが、自分が小さい時の事である。 宅の前を流れている濁った堀川に沿うて半町ぐらい上ると川は左に折れて旧城のすその茂みに分け入る。 その城に向こうたこちらの岸に広いあき地があった。 維新前には藩 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 植物学 > 植物学
初出
「ホトトギス」1908(明治41)年10月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
這
(
ほ
)
扁柏
(
へんばく
)
空
(
くう
)
角
(
つの
)
上
(
かみ
)
主家
(
おもや
)
木槌
(
こづち
)
杉葉
(
すぎば
)
痘痕
(
とうこん
)
糞
(
ふん
)
裾短
(
すそみじ
)
賄所
(
まかないしょ
)
通
(
かよ
)
上田
(
うえだ
)
下框
(
したがまち
)
候
(
そうろう
)
剃
(
そ
)
吉住
(
よしずみ
)
咽喉
(
のど
)
城山
(
しろやま
)
堀
(
ほり
)
堀川
(
ほりかわ
)
塒
(
ねぐら
)
宅
(
うち
)
宵闇
(
よいやみ
)
小倉
(
こくら
)
小室
(
こべや
)
小鮒
(
こぶな
)
岨道
(
そばみち
)
崖
(
がけ
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
房紐
(
ふさひも
)
投網
(
とあみ
)
捕
(
と
)
掃除
(
そうじ
)
日向
(
ひなた
)
旺盛
(
おうせい
)
昆虫
(
こんちゅう
)
本棚
(
ほんだな
)
松魚
(
かつお
)
枕
(
まくら
)
柴刈
(
しばか
)
柵
(
さく
)
栗
(
くり
)
桶屋
(
おけや
)
棲
(
す
)
楝
(
おうち
)
楢
(
なら
)
榎
(
えのき
)
樟脳
(
しょうのう
)
樫
(
かし
)
水洟
(
みずばな
)
汀
(
みぎわ
)
泥
(
どろ
)
泥船
(
どろぶね
)
清水
(
しみず
)
渦巻
(
うずま
)
灯
(
ひ
)
煙管
(
きせる
)
爽快
(
そうかい
)
現
(
うつつ
)
田舎
(
いなか
)
甲虫
(
かぶとむし
)
皿鉢
(
さらばち
)
盥船
(
たらいぶね
)
眉深
(
まぶか
)
石垣
(
いしがき
)
竈
(
かまど
)
笑顔
(
えがお
)
笠松
(
かさまつ
)
紐
(
ひも
)
繩
(
なわ
)
罐
(
かん
)
羊歯
(
しだ
)
肌着
(
はだぎ
)
脚絆
(
きゃはん
)
膳
(
ぜん
)
臆
(
おく
)
芝生
(
しばふ
)
芭蕉
(
ばしょう
)
苔
(
こけ
)
草鞋
(
わらじ
)
蒲団
(
ふとん
)
蓆
(
むしろ
)
藍色
(
あいいろ
)
藤野
(
ふじの
)
藻
(
も
)
虫捕
(
むしと
)
蚊帳
(
かや
)
蛇
(
へび
)
蝉
(
せみ
)
蝙蝠
(
こうもり
)
蝶蛾
(
ちょうが
)
蟹
(
かに
)
蟻
(
あり
)
蠅
(
はえ
)
袖
(
そで
)
裾
(
すそ
)
起臥
(
きが
)
部屋
(
へや
)