“本棚”の読み方と例文
読み方割合
ほんだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのすぐそばにある、大きな本棚ほんだなには、ほんものの本が、ぎっしりつまっていました。名づけ親は、その中の一冊を、よく読んでいました。
と言いながら、その時次郎は私の四畳半の壁のそばにたてかけた本棚ほんだなの前に置き替えて見せた。兄のいた妹の半身像だ。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……わたしを笑ってちょうだい、ばかなんですもの。……なつかしい、わたしの本棚ほんだな……(戸棚にキスする)わたしの小っちゃなテーブル……
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)