“ほんだな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本棚68.2%
本店18.2%
書架9.1%
書物棚4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言いながら、その時次郎は私の四畳半の壁のそばにたてかけた画(え)を本棚(ほんだな)の前に置き替えて見せた。兄の描(か)いた妹の半身像だ。
嵐 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大勝の御店(おたな)により、石町(こくちょう)の御隠居の本店(ほんだな)により、その他大勝一族(いちまき)の軒を並べた店々により、あの辺の町の空気は捨吉に親しいものであった。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
書架(ほんだな)も机の抽斗(ひきだし)も、押入の行李(こうり)まで、大風の跡みたいに掻き廻されているではないか。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
左右の壁側に書物棚(ほんだな)を置いて、雨漏のシミのある天井から瓦斯の鉄管がブラ下がつた外には何一つの装飾も無い、ガランとした埃つぽい応接室。
大野人 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)