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ほんだな
ふりがな文庫
“
本店
(
ほんだな
)” の例文
それはお孝がひとり娘だからどうせ婿を取らなければならない、「
本店
(
ほんだな
)
」がおちつかないとたなうちも安心できないという公式論であった。
寒橋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
大勝の
御店
(
おたな
)
により、
石町
(
こくちょう
)
の御隠居の
本店
(
ほんだな
)
により、その他大勝
一族
(
いちまき
)
の軒を並べた店々により、あの辺の町の空気は捨吉に親しいものであった。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
相談
(
さうだん
)
しければ妻も致し方なく
頓
(
やが
)
て吉之助を
呼
(
よ
)
び今日
本店
(
ほんてん
)
よりの使は斯々にて
本店
(
ほんだな
)
無人に付
暫
(
しばら
)
くの内其方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ここで夫婦にならはったら、直ぐにな、別に店を出してもらうなり、
世帯
(
しょたい
)
持ってそこから
本店
(
ほんだな
)
へ通うなり、あの、お爺はんと、三人、あんじょ暮らして
行
(
ゆ
)
かはるように、私がちゃと引受けた。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“本店”の意味
《名詞》
本店(ほんてん)
複数ある店舗(営業所)のうち営業の中心となる所。
この店。当店。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町