“ほんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本店40.0%
奔転20.0%
本天20.0%
飜展20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
相談さうだんしければ妻も致し方なくやがて吉之助をび今日本店ほんてんよりの使は斯々にて本店ほんだな無人に付しばらくの内其方を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と、彼の意中を読み、また、日頃の期待を裏切られなかった歓びをも加えて、彼が現地を去り、姫路を奔転ほんてん、摂津へ向けて驀進ばくしんして来るあいだにも、その途上へ向けて
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黒縮緬くろちりめん羽織はおり唐繻子たうじゆすおびめ、小さい絹張きぬばり蝙蝠傘かうもりがさそばに置き、後丸あとまるののめりに本天ほんてん鼻緒はなをのすがつた駒下駄こまげたいた小粋こいき婦人ふじんが、女
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
不二よりるに、眼下に飜展ほんてんせられたる凸版地図レリイヴオ・マツプの如き平原のうち白面の甲府をぐりて、毛ばだちたるしわの波をたゝみ、その波頭に鋭峻えいしゆんとがりをてたるは、れ言ふまでもなく金峰山、駒ヶ嶽
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)