トップ
>
絹張
ふりがな文庫
“絹張”の読み方と例文
読み方
割合
きぬばり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぬばり
(逆引き)
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の
羽織
(
はおり
)
、
唐繻子
(
たうじゆす
)
の
帯
(
おび
)
を
〆
(
し
)
め、小さい
絹張
(
きぬばり
)
の
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
を
傍
(
そば
)
に置き、
後丸
(
あとまる
)
ののめりに
本天
(
ほんてん
)
の
鼻緒
(
はなを
)
のすがつた
駒下駄
(
こまげた
)
を
履
(
は
)
いた
小粋
(
こいき
)
な
婦人
(
ふじん
)
が、女
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
また、
大通
(
おほどほ
)
りの
絹張
(
きぬばり
)
の
繪行燈
(
ゑあんどう
)
、
横町々々
(
よこちやう/\
)
の
紅
(
あか
)
い
軒提灯
(
のきぢやうちん
)
も、
祭禮
(
まつり
)
の
夜
(
よ
)
は
暗
(
やみ
)
の
方
(
はう
)
が
相應
(
ふさは
)
しい。
月
(
つき
)
の
紅提灯
(
べにぢやうちん
)
は
納涼
(
すゞみ
)
に
成
(
な
)
る。それから、
空
(
そら
)
の
冴
(
さ
)
えた
萬燈
(
まんどう
)
は、
霜
(
しも
)
のお
會式
(
ゑしき
)
を
思
(
おも
)
はせる。
祭のこと
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
由「幸兵衛が初めてまいりましたのは、其の年の五月
絹張
(
きぬばり
)
の
行灯
(
あんどん
)
が一対出来るので」
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
絹張(きぬばり)の例文をもっと
(3作品)
見る
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“絹”で始まる語句
絹
絹帽
絹布
絹糸
絹地
絹紐
絹縮
絹紬
絹漉
絹物
検索の候補
薄絹張
“絹張”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
泉鏡太郎
泉鏡花