“絹紬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんちゅう66.7%
きぬつむぎ16.7%
けんちう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見事なその一間、絹紬の夜具に包まれて、手厚い看病を受けているお君の身は、体面においてはさのみ不幸なものとはいわれません。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
別に一ツ目小僧も出ては来なかった、これは確かに夜のもの、夜具蒲団の一団と認定のできた大包み、それを引出して解いて見ると、果してその通り、絹紬のまだ新しい夜具が現われる。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
大久保氏は吊革にもぶら下らないで、左腋には読みさしの『十九世紀雑誌』の五月号をみ、右手には幾度俄雨にでも出会つたらしい絹紬洋傘をついた儘じつと立ち通しでゐた。