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絹紬
ふりがな文庫
“絹紬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんちゅう
71.4%
きぬつむぎ
14.3%
けんちう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんちゅう
(逆引き)
見事なその一間、
絹紬
(
けんちゅう
)
の夜具に包まれて、手厚い看病を受けているお君の身は、体面においてはさのみ不幸なものとはいわれません。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
絹紬(けんちゅう)の例文をもっと
(5作品)
見る
きぬつむぎ
(逆引き)
別に一ツ目小僧も出ては来なかった、これは確かに夜のもの、
夜具
(
やぐ
)
蒲団
(
ふとん
)
の一団と認定のできた大包み、それを引出して解いて見ると、果してその通り、
絹紬
(
きぬつむぎ
)
のまだ新しい夜具が現われる。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
絹紬(きぬつむぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
けんちう
(逆引き)
大久保氏は吊革にもぶら下らないで、
左腋
(
ひだりわき
)
には読みさしの『
十九世紀雑誌
(
ナインチン・センチユリ・アンド・アフタ
)
』の五月号を
挿
(
はさ
)
み、右手には
幾度
(
いくたび
)
か
俄雨
(
にはかあめ
)
にでも出会つたらしい
絹紬
(
けんちう
)
の
洋傘
(
かうもりがさ
)
をついた儘じつと立ち通しでゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
絹紬(けんちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
絹
常用漢字
小6
部首:⽷
13画
紬
漢検準1級
部首:⽷
11画
“絹”で始まる語句
絹
絹帽
絹布
絹糸
絹地
絹紐
絹縮
絹漉
絹物
絹行燈
“絹紬”のふりがなが多い著者
山本笑月
中里介山
三遊亭円朝
福沢諭吉
薄田泣菫
岡本かの子