“小粋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こいき93.9%
ギャラント3.0%
シック3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家業は自分の夫の方が小粋こいきで、モダンなんだが、家風がばかに古くって、伯母の家とはてんでおはなしにならない、違いかただった。
「ああ、その点ならば私も同感です。これは確かに東京ふうな出来事に違いありません。どうでしょう、これから一つ私を案内して、その小粋ギャラントな鶴を見せて下さるわけには行きませんか」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
三方にフランス窓をあけた、小粋シック小客間プチ・サロンに改造されているのには仰天した。
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)