霧の不二、月の不二きりのふじ、つきのふじ
不二より瞰るに、眼下に飜展せられたる凸版地図の如き平原の中白面の甲府を匝ぐりて、毛ばだちたる皺の波を畳み、その波頭に鋭峻の尖りを起てたるは、是れ言ふまでもなく金峰山、駒ヶ嶽、八ヶ嶽等の大嶽にして、高度 …
作品に特徴的な語句
一際ひときは 羊歯しだ 沢庵たくあん 井桁ゐげた 芙蓉ふよう 有耶無耶うやむや 木魂こだま ほこ 褞袍どてら 虎杖いたどり 喬木けうぼく たふ 茱萸ぐみ 赭土あかつち 跋渉ばつせふ 一朶いちだ 蘚苔せんたい さび 摩擦まさつ 糢糊もこ 吶喊とき 玻璃はり 野葡萄のぶだう 靉靆あいたい 年歯ねんし 茜色せんしよく ひうち 愛鷹あしたか 熔岩ようがん ひゞ 擬宝珠ぎぼうし つひ 揺曳えうえい しりぞ 白波サアフ 金剛杖こんがうづゑ 剛力がうりき 精舎しやうじや うかゞ 領巾ひれ つゝ 疎々そゝ 化性けしやう 禾本くわほん さん 那辺なへん 御衣みけし 兀立こつりつ 曠古くわうこ 浩蕩かうたう じよ しゆく 垂氷たるひ 小壺せうこ 山霊やまたま 峻峭しゆんせう 兎耳とじ 易行道いぎやうだう 窈然えうぜん 乾魚ほしうを 胸突むなつき 五躰ごたい 大瀛たいえい 急瀬きふらい 料峭れうせう 満野まんや かめ 荒濤くわうたう 蛍袋ほたるぶくろ 赭丹しやたん 鳴鏑めいてき あきらけ 莎草しやさう 倒懸たうけん 噫気あいき 四匝しさふ 悠遠いうえん 紫微しび 郷貫きやうくわん 長流ながる