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禾本
ふりがな文庫
“禾本”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かほん
75.0%
くわほん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かほん
(逆引き)
絶壁の縁を辿って頂上へ急ぐ、房さりした
禾本
(
かほん
)
科の植物が柔い葉を拡げて、崖の端から一尺許りの間に瑞々しい緑を敷き延べている。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
時にある
禾本
(
かほん
)
類が沢山に山中で繁茂している処を遠望して、これを山スゲなどと既に在る成語を使った例は恐らく幾つもありはせぬかと想像する。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
禾本(かほん)の例文をもっと
(6作品)
見る
くわほん
(逆引き)
灌木はミヤマ
榛
(
はん
)
の木の
痩
(
や
)
せさらばひたるが
僅
(
わづか
)
に数株あるのみ、初めは草一面、後は
焦沙
(
せうさ
)
磊々
(
らい/\
)
たる中に、
虎杖
(
いたどり
)
、
鬼薊
(
おにあざみ
)
及び他の
莎草
(
しやさう
)
禾本
(
くわほん
)
を
禿頭
(
とくとう
)
に残れる二毛の如くに見るも、それさへ
失
(
う
)
せて
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
川原には短い
禾本
(
くわほん
)
科の草などのほかに一めんに
川柳
(
かはやなぎ
)
が生えてゐる。
南京虫日記
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
禾本(くわほん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“禾本(イネ科)”の解説
イネ科(イネか、Poaceae)は、おおよそ700属と8000種が属する被子植物単子葉類の大きな科である。世界中で広く分布する。古くは禾本科(かほんか)又はホモノ科とも呼んだ。
(出典:Wikipedia)
禾
漢検準1級
部首:⽲
5画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
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禾本科
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