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蜿
ふりがな文庫
“蜿”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うね
60.0%
のた
18.2%
う
12.7%
のたく
5.5%
く
1.8%
もが
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うね
(逆引き)
さか
鱗
(
うろこ
)
を立てて、
螺旋
(
らせん
)
に
蜿
(
うね
)
り、
却
(
かえ
)
つて石垣の穴へ引かうとする、
抓
(
つか
)
んで飛ばうとする。
揉
(
も
)
んだ、揉んだ。——いや、
夥
(
おびただ
)
しい
人群集
(
ひとだかり
)
だ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
蜿(うね)の例文をもっと
(33作品)
見る
のた
(逆引き)
単にそればかりでなく、熱に
悶
(
もだ
)
えて苦しんで、さながら蛇のように
蜿
(
のた
)
うちまわる。蛇神の名はそれから起ったのである。
半七捕物帳:30 あま酒売
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蜿(のた)の例文をもっと
(10作品)
見る
う
(逆引き)
そうして、水はこれらの石の間を潜り、上を辷って
蜿
(
う
)
ねる。細い
皺
(
しわ
)
が網を打ったようにひろがる。さざ波は綱の目のように、水面に織られる。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
蜿(う)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
のたく
(逆引き)
その岸には二、三本の大きい柳の枝が眠そうに
靡
(
なび
)
いている。線路に近いところには低い堤が
蜿
(
のたく
)
ってつづいて、紅い
雛芥子
(
ひなげし
)
と紫のブリュー・ベルとが一面に咲きみだれている。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蜿(のたく)の例文をもっと
(3作品)
見る
く
(逆引き)
長く
蜿
(
く
)
ねった
皴折
(
ひだ
)
の白い衣は、幾十回となく起伏を重ねて、凹面にはデリケートな影をよどませ、凸面には金粉のような日光を漂わせ、その全体は、単純一様に見えながら、部分の曲折、高低
高山の雪
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
蜿(く)の例文をもっと
(1作品)
見る
もが
(逆引き)
さあ、言わないことか、
花弁
(
はらびら
)
の中へ迷込んで、
虻
(
あぶ
)
め、
蜿
(
もが
)
いても抜出されぬ。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蜿(もが)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
“蜿”を含む語句
蜿蜒
蜿々
蜿蜓
大蜿
蜿打
二蜿
幾蜿
蜿曲
蜿蜒裊娜
蜿蜿
“蜿”のふりがなが多い著者
小島烏水
泉鏡花
吉川英治
泉鏡太郎
小栗虫太郎
末吉安持
岡本綺堂
木暮理太郎
夏目漱石
国枝史郎