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のた
ふりがな文庫
“のた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蜿
55.6%
野垂
16.7%
野倒
11.1%
宣
5.6%
蜿蜒
5.6%
踠
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜿
(逆引き)
たちまち屍光に
暈
(
ぼっ
)
と赤らんだ壁が作られ、それがまるで、割れた霧のように二つに隔てられてゆき、その隙間に、ノタリノタリと血が
蜿
(
のた
)
くってゆく影が
印
(
しる
)
されていった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
のた(蜿)の例文をもっと
(10作品)
見る
野垂
(逆引き)
エエト……そうそう六の
親父
(
おやじ
)
のが「
野垂
(
のた
)
れ死に」てえんで、あっしのが「
鸚鵡
(
おうむ
)
・
小便
(
シッコ
)
」てんだそうで……笑いごとじゃねえんで……ヘエ。ノスタレジイ……ノスタルジヤにホーム・シックでゲスかい。
人間腸詰
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
のた(野垂)の例文をもっと
(3作品)
見る
野倒
(逆引き)
俺はいつかこの病気で放浪のはてに
野倒
(
のた
)
れるに違いない。
苦力頭の表情
(新字新仮名)
/
里村欣三
(著)
のた(野倒)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
宣
(逆引き)
徳太郎君
聞給
(
きゝたま
)
ひ先夜も申聞すごとく予は
紀伊大納言殿
(
きいだいなごんどの
)
の三男徳太郎
信房
(
のぶふさ
)
だぞ
無禮
(
ぶれい
)
致すな
提灯
(
ちやうちん
)
の
紋
(
もん
)
は目に見えぬか
慮外
(
りよぐわい
)
せば
赦
(
ゆる
)
さぬぞと
宣
(
のた
)
まふ大岡
大音
(
だいおん
)
あげ紀伊家の若君が
御辨
(
おわきま
)
へなく
殺生禁斷
(
せつしやうきんだん
)
の場所へ
網
(
あみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
のた(宣)の例文をもっと
(1作品)
見る
蜿蜒
(逆引き)
汽車の
笛
(
ふえ
)
の音を形容して
喘息
(
ぜんそく
)
病
(
や
)
みの
鯨
(
くじら
)
のようだと云った
仏蘭西
(
フランス
)
の小説家があるが、なるほど
旨
(
うま
)
い言葉だと思う間もなく、長蛇のごとく
蜿蜒
(
のた
)
くって来た列車は
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
のた(蜿蜒)の例文をもっと
(1作品)
見る
踠
(逆引き)
仕丁
私
(
わし
)
が、
確
(
しか
)
と
圧
(
おさ
)
えておりますればこそで、うかつに棄てますと、このまま
黒蛇
(
くろへび
)
に成って
踠
(
のた
)
り廻りましょう。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
のた(踠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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