“聞給”の読み方と例文
読み方割合
きゝたま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞給きゝたまはゞさぞよろこび給ふべししばなみだくれけるが否々年も行ぬ其方們そなたたち先々まづ/\見合みあはせくれと云を兄弟は聞ず敵討かたきうちに出ると云にも非ず父樣の樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たちいやしき渡世は致せども然樣な惡事は少しもなさず善か惡かは明日出て聞給きゝたまへと平氣の挨拶なれば勘兵衞是非ぜひなく受書うけがき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
相許あひゆるし下されたし越前篤と相調べ其上にて御親子御對顏ごたいがんの儀御取計ひ有るともおそかるまじくと存ず此段願ひ奉るとの趣きなり伊豆守殿斯と聞給きゝたまふよりたちまいかおもてあらはれ越前守を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)