“受書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うけがき33.3%
うけしょ33.3%
うけしよ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちいやしき渡世は致せども然樣な惡事は少しもなさず善か惡かは明日出て聞給きゝたまへと平氣の挨拶なれば勘兵衞是非ぜひなく受書うけがき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
支那国に於ては、人が兵隊になる時、手一面に墨を塗り、兵隊になったという受書うけしょの下に手を捺させ、若し兵隊逃亡することがあれば、其手形を以て在所を探ねるが
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
幸手宿さつてじゆく富右衞門商用しやうように付六月廿七日晝八ツ時ごろ私し方へ參り一宿しゆくつかまつり候處商用掛合かけあひ不相分あひわからずなほ又廿八日も逗留とうりう仕つり候廿七日より晝夜ちうや他出たしゆつ不仕私し方に逗留とうりう仕居り廿九日巳刻過よつどきすぎ出立しゆつたつ致し候此段相違さうゐ無御座候依て御受書うけしよ如斯御座候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)