“幸手宿”の読み方と例文
読み方割合
さつてじゆく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平吉はじめ五兵衞其外とも一同下られけり是より伊奈殿には手代てだい杉山すぎやま五郎兵衞馬場ばば三右衞門の兩人に幸手宿さつてじゆくの杉戸屋富右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見るよりも皆々愁傷しうしやう大方ならずれど如何とも詮方せんかたなきにより早々此趣きを村役人へとゞけしかば幸手宿さつてじゆく權現堂兩村の役人とも立合評議ひやうぎなす中夜は程なく明放あけはなれしにぞ早々此段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かくて又幸手宿さつてじゆくなる杉田三五郎は重四郎と共に金兵衞の子分こぶん八田掃部練馬藤兵衞三加尻茂助の三人を利根川邊とねがはべりにて殺し重四郎が幸手宿を立退たちのき金兵衞より奪ひ取りし金のうち百兩を分前わけまへ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)