“不相分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいわからず50.0%
あひわからず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
河中へ投込候ものと相見え今以て行方相知れ不申候もうさずそろ又土蔵へ忍入りしやわたくし所持の衣類金銀ともことごとく盗取り逃去り候跡へ我等参合まいりあわせきよと申す下婢かひに相尋ね候処驚怖の余りおのれの部屋に匿れ潜みおり候えば賊の申候言葉ならびいずれへ逃去候しか不相分あいわからず申出候もうしいでそろしかるに一応家内取調申候処庭前ていぜん所々しょ/\に鮮血の点滴有之これあり殊に駒の緋絹縮ひぎぬちゞみ下〆帯したじめおびりゅうの単物ひとえもの血に染み居候まゝ打棄うちすて有之候間此段御訴申上候
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
幸手宿さつてじゆく富右衞門商用しやうように付六月廿七日晝八ツ時ごろ私し方へ參り一宿しゆくつかまつり候處商用掛合かけあひ不相分あひわからずなほ又廿八日も逗留とうりう仕つり候廿七日より晝夜ちうや他出たしゆつ不仕私し方に逗留とうりう仕居り廿九日巳刻過よつどきすぎ出立しゆつたつ致し候此段相違さうゐ無御座候依て御受書うけしよ如斯御座候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)