“不申候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうさずそうろう50.0%
もうさずそろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尚(なお)以(もって)彼の草稿(そうこう)は極秘(ごくひ)に致し置、今日に至るまで二、三親友の外へは誰れにも見せ不申候(もうさずそうろう)。是亦(これまた)乍序(ついでながら)申上候(もうしあげそうろう)。以上。
『——已むを得ざる事の候故、知らせ不申候(もうさずそうろう)。不審に存ず可候』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御主人ヘ被対(むかわせられ)如何ト奉存候、此儀私ニハ御構不被成候(おかまいなされずそろ)テ可然(しかるべく)奉存候、此段御直ニ可申上ト存候ウトモ御承引ナサルマジク候ニ付、態(わざ)ト不申候(もうさずそろ)テ爰元(ここもと)ヘ参居シ、御船ノ儀ハ幾重ニモ御断申候(おことわりもうしそろ)
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
河中へ投込候ものと相見え今以て行方相知れ不申候(もうさずそろ)又土蔵へ忍入りしや私(わたくし)所持の衣類金銀とも悉(ことごと)く盗取り逃去り候跡へ我等参合(まいりあわ)せきよと申す下婢(かひ)に相尋ね候処驚怖の余り己(おのれ)の部屋に匿れ潜み居(おり)候えば賊の申候言葉並(ならび)に孰(いずれ)へ逃去候哉(や)慥(しか)と不相分(あいわからず)由申出候(もうしいでそろ)然(しか)るに一応家内取調申候処庭前(ていぜん)所々(しょ/\)に鮮血の点滴有之(これあり)殊に駒の緋絹縮(ひぎぬちゞみ)下〆帯(したじめおび)りゅうの単物(ひとえもの)血に染み居候まゝ打棄(うちすて)有之候間此段御訴申上候
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)