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不申候
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もうさずそろ
ふりがな文庫
“
不申候
(
もうさずそろ
)” の例文
御主人ヘ
被対
(
むかわせられ
)
如何ト奉存候、此儀私ニハ
御構不被成候
(
おかまいなされずそろ
)
テ
可然
(
しかるべく
)
奉存候、此段御直ニ可申上ト存候ウトモ御承引ナサルマジク候ニ付、
態
(
わざ
)
ト
不申候
(
もうさずそろ
)
テ
爰元
(
ここもと
)
ヘ参居シ、御船ノ儀ハ幾重ニモ
御断申候
(
おことわりもうしそろ
)
巌流島
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
河中へ投込候ものと相見え今以て行方相知れ
不申候
(
もうさずそろ
)
又土蔵へ忍入りしや
私
(
わたくし
)
所持の衣類金銀とも
悉
(
ことごと
)
く盗取り逃去り候跡へ我等
参合
(
まいりあわ
)
せきよと申す
下婢
(
かひ
)
に相尋ね候処驚怖の余り
己
(
おのれ
)
の部屋に匿れ潜み
居
(
おり
)
候えば賊の申候言葉
並
(
ならび
)
に
孰
(
いずれ
)
へ逃去候
哉
(
や
)
慥
(
しか
)
と
不相分
(
あいわからず
)
由
申出候
(
もうしいでそろ
)
然
(
しか
)
るに一応家内取調申候処
庭前
(
ていぜん
)
所々
(
しょ/\
)
に鮮血の点滴
有之
(
これあり
)
殊に駒の
緋絹縮
(
ひぎぬちゞみ
)
下〆帯
(
したじめおび
)
りゅうの
単物
(
ひとえもの
)
血に染み居候まゝ
打棄
(
うちすて
)
有之候間此段御訴申上候
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“不申”で始まる語句
不申
不申及
不申述