“極秘”の読み方と例文
読み方割合
ごくひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
他人には極秘ごくひだが、おふくろへなら話してもかまうまい。問わず語りに、そういって自慢ばなしに喋舌しゃべるのだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なおもって彼の草稿そうこう極秘ごくひに致し置、今日に至るまで二、三親友の外へは誰れにも見せ不申候もうさずそうろう是亦これまた乍序ついでながら申上候もうしあげそうろう。以上。
しかもこの最地階へおりる入口は、極秘ごくひ中の極秘になっていて、博士以外の者には分からないはずだった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)