“ごくひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
極秘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると或時あるとき神様かみさまは、そちむねいだいていることぐらいは、なにもくわしくわかっているぞ、とおおせられて、わたくしいままで極秘ごくひにしてった、あるひとつの事柄ことがら……大概たいがいさっしでございましょうが
マンは、お葉と蛭子神社の境内で逢ったことは、隠さなかったけれども、話の内容については、極秘ごくひにした。自分一人の胸におさめていた。そして、金五郎には、奇妙な微笑を浮かべて
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
しからじ、願ふは極秘ごくひ、かのしきくれなゐの夢
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)