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聞分
ふりがな文庫
“聞分”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きゝわけ
35.3%
きゝわ
29.4%
ききわけ
17.6%
ききわ
5.9%
ききわく
5.9%
きくわ
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゝわけ
(逆引き)
と言つては
纏
(
まと
)
ひついた。殊に
年少
(
した
)
の方の文ちやんと来たら、
聞分
(
きゝわけ
)
の無い年頃で、一度愚図々々言出さうものなら容易に泣止まない。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
聞分(きゝわけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
きゝわ
(逆引き)
至高處
(
いとたかきところ
)
には榮光神にあれ。衆皆斯くいひゐたり、かくいひゐたるを我は身に近くしてその叫びの
聞分
(
きゝわ
)
けうべき魂によりてさとれるなりき 一三六—一三八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
聞分(きゝわ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ききわけ
(逆引き)
いや
聞分
(
ききわけ
)
ないというものだと、親子顔を赤めて
角芽立
(
つのめだ
)
つ
側
(
そば
)
で、母がおろおろするという騒ぎ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
聞分(ききわけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ききわ
(逆引き)
と
聞分
(
ききわ
)
けもなく織次がその
袂
(
たもと
)
にぶら下った。
流
(
ながし
)
は高い。走りもとの破れた
芥箱
(
ごみばこ
)
の
上下
(
うえした
)
を、ちょろちょろと鼠が走って、
豆洋燈
(
まめランプ
)
が
蜘蛛
(
くも
)
の巣の中に
茫
(
ぼう
)
とある……
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
聞分(ききわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ききわく
(逆引き)
おあとから行まする、恋しき君、さる
詞
(
ことば
)
をば次第なく並べて、身は
此処
(
ここ
)
に心はもぬけの
壳
(
から
)
に成りたれば、人の言へるは
聞分
(
ききわく
)
るよしも無く、楽しげに笑ふは無心の昔しを夢みてなるべく
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
聞分(ききわく)の例文をもっと
(1作品)
見る
きくわ
(逆引き)
踏
(
ふ
)
むに
冷
(
つ
)
めたき
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
を
引裾
(
ひきすそ
)
ながく
縁
(
ゑん
)
がはに
出
(
い
)
でゝ、
用心口
(
ようじんぐち
)
より
顏
(
かほ
)
さし
出
(
いだ
)
し、
玉
(
たま
)
よ、
玉
(
たま
)
よ、と二タ
聲
(
こゑ
)
ばかり
呼
(
よ
)
んで、
戀
(
こひ
)
に
狂
(
くる
)
ひてあくがるゝ
身
(
み
)
は
主人
(
しゆじん
)
が
聲
(
こゑ
)
も
聞分
(
きくわ
)
けぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
聞分(きくわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞惚
聞咎
聞書
聞糺
聞人
聞取
聞召
“聞分”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
樋口一葉
二葉亭四迷
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
島崎藤村