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芥箱
ふりがな文庫
“芥箱”の読み方と例文
読み方
割合
ごみばこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごみばこ
(逆引き)
と
聞分
(
ききわ
)
けもなく織次がその
袂
(
たもと
)
にぶら下った。
流
(
ながし
)
は高い。走りもとの破れた
芥箱
(
ごみばこ
)
の
上下
(
うえした
)
を、ちょろちょろと鼠が走って、
豆洋燈
(
まめランプ
)
が
蜘蛛
(
くも
)
の巣の中に
茫
(
ぼう
)
とある……
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山の手では人の
往来
(
ゆきき
)
のかなり激しい道のはたにも暗くならぬ
中
(
うち
)
から、下町では路地の
芥箱
(
ごみばこ
)
から夜通し微妙な秋の曲が放送せられる。道端や芥箱のみではない。
虫の声
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一
百
(
そく
)
仕方
(
しあ
)
げたに教育せられ
薫陶
(
くんとう
)
せられた中から
良妻賢母
(
れうさいけんぼ
)
も
大袈裟
(
おほげさ
)
だが
並
(
なみ
)
一人前の
日本
(
にほん
)
婦人が出て来る
訳
(
わけ
)
なら
芥箱
(
ごみばこ
)
の玉子の
殻
(
から
)
もオヤ/\
鶏
(
とり
)
に
化
(
くわ
)
さねばならない
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
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(14作品)
見る
“芥箱(ごみ箱)”の解説
ごみ箱、芥箱(ごみばこ)とは、役に立たなくなってしまった不要なごみを入れて一時的に集めておくための容器のことである。「ごみ入れ」「ごみかご」「くず箱」「くず入れ」「くずかご」と呼ぶ場合もある。当て字で「護美箱」の字をあてることもある。
また、「ダスティスティックボックス」(和製英語)あるいは「リサイクルボックス」や「エバンペール」と呼ばれることもある。
(出典:Wikipedia)
芥
漢検準1級
部首:⾋
7画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
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