トップ
>
殻
ふりがな文庫
“殻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
殼
読み方
割合
から
80.8%
がら
17.4%
かく
1.2%
こく
0.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
から
(逆引き)
木戸ごしにヒマワリの
実
(
み
)
の
殻
(
から
)
を、通りすがりの若い衆めがけてぶつけもする。そんな育ちの彼女にとって、ここは全く別世界だった。
ムツェンスク郡のマクベス夫人
(新字新仮名)
/
ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ
(著)
殻(から)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がら
(逆引き)
机の上は勿論、
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
にさえ原稿紙や手紙
殻
(
がら
)
や雑誌や書籍がダラシなくゴタクサ積重ねられ、装飾らしい装飾は一物もなかった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
殻(がら)の例文をもっと
(29作品)
見る
かく
(逆引き)
表面の
殻
(
かく
)
が冷却収縮したためというだけではどうも説明がむつかしいように思われる。実際この種の火山弾の破片で内部の軽石状構造を示すものが多いようである。
小浅間
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
殻(かく)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
こく
(逆引き)
わが
坐
(
す
)
わる床几の底抜けて、わが乗る壇の床
崩
(
くず
)
れて、わが踏む大地の
殻
(
こく
)
裂けて、己れを支うる者は悉く消えたるに等し。ギニヴィアは組める手を胸の前に合せたるまま、右左より骨も
摧
(
くだ
)
けよと
圧
(
お
)
す。
薤露行
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
殻(こく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“殻”の意味
《名詞》
(から)内部をおおう硬い外皮。
(から)中身のない外皮。ぬけがら。
(物理学)(カク)電子殻の略称。
(出典:Wiktionary)
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“殻”を含む語句
枳殻
吸殻
紅殻
蠣殻町
吹殻
紅殻塗
殻竿
貝殻
脱殻
苧殻
地殻
蠣殻
枳殻垣
介殻
紅殻色
麻殻
出殻
外殻
燃殻
枳殻寺
...
“殻”のふりがなが多い著者
吉川英治
作者不詳
夏目漱石
谷崎潤一郎
柳田国男
島崎藤村
蒲原有明
薄田泣菫
鈴木三重吉
有島武郎