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苧殻
ふりがな文庫
“苧殻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おがら
86.4%
をがら
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おがら
(逆引き)
軽
(
かろ
)
やかに肩に懸け、「ほい、水気が
無
(
ね
)
えから素敵に軽い。」「まるで
苧殻
(
おがら
)
だ、」「お精霊様の、おむかえおむかえ。」とつッぱしる。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
傘は
苧殻
(
おがら
)
のように背後へ飛んだ。あとから勘次が来ると閃くように気がついた藤吉、足踏み締めて振り返りざま精一杯に喚いた。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
苧殻(おがら)の例文をもっと
(19作品)
見る
をがら
(逆引き)
こん度来たのは、脚の
苧殻
(
をがら
)
のやうに細い、六歳の娘である。お父うさんを見ようと云ふので、抜足をして、そつと病人の足の処まで来て、横目で見た。
板ばさみ
(新字旧仮名)
/
オイゲン・チリコフ
(著)
いかなる茸にても水桶の中に入れて
苧殻
(
をがら
)
をもちてよくかき廻して後食へばけつしてあたることなしとて、一同この言に従ひ家内ことごとくこれを食ひたり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
苧殻(をがら)の例文をもっと
(3作品)
見る
苧
漢検準1級
部首:⾋
8画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
“苧”で始まる語句
苧
苧環
苧糸
苧幹
苧麻
苧纑
苧績
苧纑商人
苧垂
苧桛
“苧殻”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
徳冨蘆花
柳田国男
林不忘
中里介山
夏目漱石
泉鏡花
菊池寛
久生十蘭
岡本綺堂