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苧糸
ふりがな文庫
“苧糸”の読み方と例文
読み方
割合
おいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいと
(逆引き)
米を
苧糸
(
おいと
)
の
篩
(
ふるい
)
でふるうときに出るものといっているが(飛州志)、そういう道具の普及せぬ頃にはユリという
楕円
(
だえん
)
形の木の盆で、米と籾とをゆり分けたので
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
往復一里もある
路
(
みち
)
を頭に桶をのせて、路々も手を休めずに
苧糸
(
おいと
)
を
績
(
う
)
みながらあるいているとある。手桶で水をはこぶ人には、もちろんそんなことはできない。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その
苧糸
(
おいと
)
を紡ぐということは、ジンキの篠巻きよりもはるかに
辛気
(
しんき
)
な作業で、一枚の衣物になるのはその糸の全長の総計だけ、指のさきで
捻
(
よ
)
らなければならなかったのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
苧糸(おいと)の例文をもっと
(3作品)
見る
苧
漢検準1級
部首:⾋
8画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“苧”で始まる語句
苧
苧殻
苧環
苧幹
苧纑
苧麻
苧績
苧纑商人
苧垂
苧姆