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おがら
ふりがな文庫
“おがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苧殻
61.3%
麻幹
12.9%
麻殻
6.5%
麻稈
6.5%
績殻
3.2%
苧売
3.2%
苧稈
3.2%
麻柄
3.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苧殻
(逆引き)
傘は
苧殻
(
おがら
)
のように背後へ飛んだ。あとから勘次が来ると閃くように気がついた藤吉、足踏み締めて振り返りざま精一杯に喚いた。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
おがら(苧殻)の例文をもっと
(19作品)
見る
麻幹
(逆引き)
麻幹
(
おがら
)
を斬るという言葉はあながち誇張ではない。斬られるものが、狼狽のあまり半ば
喪心
(
そうしん
)
してしまい、斬る者は手に入って、斬るごとに無我心業の境になってゆくのである。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おがら(麻幹)の例文をもっと
(4作品)
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麻殻
(逆引き)
漁師共の
銛
(
もり
)
と、船とは、
麻殻
(
おがら
)
のように、左右にケシ飛んでしまう。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おがら(麻殻)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
麻稈
(逆引き)
ただ単に
麻稈
(
おがら
)
をめいめいの齢の数だけ折って、草のかずらでからげ、それを枕の下に敷いて寝て、七日の朝早く川へ流すだけの行事をそう呼んでいたのである(秋田風俗問状答)。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おがら(麻稈)の例文をもっと
(2作品)
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績殻
(逆引き)
どこの家でも
績殻
(
おがら
)
で杉の葉を
編
(
あ
)
んで、仏壇を飾って、代々の
位牌
(
いはい
)
を掃除して、萩の餅やら団子やら新里芋やら
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
やら梨やらを供えた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
おがら(績殻)の例文をもっと
(1作品)
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苧売
(逆引き)
其の動機は事業の
失敗
(
しつぱい
)
で、
奈何
(
いか
)
に
辛辣
(
しんらつ
)
な
手腕
(
しゆわん
)
も、一度
逆運
(
ぎやくうん
)
に向ツては、それこそ
鉈
(
なた
)
の力を
苧売
(
おがら
)
で防ぐ
有様
(
ありさま
)
であつた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
おがら(苧売)の例文をもっと
(1作品)
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苧稈
(逆引き)
蝋燭
(
ろうそく
)
や
燈蓋
(
とうがい
)
の普及する以前には、いっさいの照明は
松明
(
たいまつ
)
でなければならぬから、迎え送りの門火の
苧稈
(
おがら
)
までが
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おがら(苧稈)の例文をもっと
(1作品)
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麻柄
(逆引き)
鹿沼は麻の名産地といわれる位の処で、垣根も屋根の
下葺
(
したぶ
)
きもすべて
麻柄
(
おがら
)
を使ってあって、畠は麻に占められているから、五穀類は出来ません。
幕末維新懐古談:73 栃の木で老猿を彫ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
おがら(麻柄)の例文をもっと
(1作品)
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をがら