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銛
ふりがな文庫
“銛”の読み方と例文
読み方
割合
もり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もり
(逆引き)
さながら
銛
(
もり
)
を携えた漁夫がよく肥った
鱘魚
(
ちょうざめ
)
でも追いまわすように、一事が万事、不正の利慾を貪るに汲々として寧日なき有様であった。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「親父は、沖で一人底引き網をやってたんです。
銛
(
もり
)
も打ったんです。二十八貫もあるカジキを、三日がかりでつかまえたこともあります」
他人の夏
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
台湾大甲渓の山女魚は、先年大島正満博士が原住民と共に
銛
(
もり
)
と
筌
(
やな
)
で
漁
(
あさ
)
り、鮭科の魚の分布に関して学問上の報告を出したので有名である。
雪代山女魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
銛(もり)の例文をもっと
(29作品)
見る
“銛”の解説
銛(もり、en: harpoon)は、大型の魚あるいはクジラなど大型の水生動物の漁で用いられる、槍のような漁具である。先端の金属部は獲物の肉に喰いこんで外れないよう、釣り針のような「あご」(かえし)がつく。また中間部には綱が付いており、対象に突き刺さされば獲物は舟艇と繋がれ、逃げられないよう工夫されている。また、武器として利用されることもあり、歴史的にも分類上も「槍」や「矛」と明確な区別が出来ない物も多く存在する。
(出典:Wikipedia)
銛
漢検1級
部首:⾦
14画
“銛”を含む語句
手銛
魚銛発射手
手銛士
独銛
羽矢銛
銛丸
銛打師
銛砲
銛綱
“銛”のふりがなが多い著者
坪井正五郎
浜田青陵
谷譲次
ニコライ・ゴーゴリ
大阪圭吉
末吉安持
久生十蘭
蒲原有明
山川方夫
漢那浪笛