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『雪代山女魚』
ふりがな文庫
『
雪代山女魚
(
ゆきしろやまめ
)
』
奥山の仙水に、山女魚を釣るほんとうの季節がきた。 早春、崖の南側の陽だまりに、蕗の薹が立つ頃になると、渓間の佳饌山女魚は、俄に食趣をそそるのである。その濃淡な味感を想うとき、嗜欲の情そぞろに起こって、我が肉虜おのずから肥ゆるを覚えるのである …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
き
)
何
(
いず
)
彩
(
いろどり
)
筌
(
やな
)
上
(
かみ
)
下
(
くだ
)
日向
(
ひゅうが
)
漁
(
と
)
瀑
(
ばく
)
男鹿
(
おじか
)
確
(
しか
)
鈎
(
はり
)
錆
(
さ
)
鑑識
(
かんしき
)
面
(
つら
)
龍頭
(
りゅうず
)
仙水
(
せんすい
)
佳饌
(
かせん
)
俄
(
にわか
)
俄然
(
がぜん
)
冷徹
(
れいてつ
)
凄
(
すご
)
咬
(
か
)
嗜
(
たしな
)
嗜欲
(
しよく
)
執
(
と
)
奔馬
(
ほんば
)
奢
(
おご
)
姫鱒
(
ひめます
)
嬉々
(
きき
)
孔雀
(
くじゃく
)
孕
(
はら
)
宙空
(
ちゅうくう
)
寛
(
くつろ
)
岩魚
(
いわな
)
峭壁
(
しょうへき
)
川鱒
(
かわます
)
市井
(
しせい
)
幽邃
(
ゆうすい
)
幾
(
いく
)
怯
(
おび
)
悉
(
ことごと
)
惹
(
ひ
)
戯
(
たわむ
)
所以
(
ゆえん
)
揺曳
(
ようえい
)
摂氏
(
せっし
)
撓
(
たわ
)
撚
(
よ
)
朝陽
(
あさひ
)
栂
(
つが
)
梓
(
あずさ
)
楚々
(
そそ
)
武尊
(
ほたか
)
毛鈎
(
けばり
)
浩遠
(
こうえん
)
淋冷
(
りんれい
)
淙々
(
そうそう
)
滔々
(
とうとう
)
漁
(
あさ
)
漿
(
しょう
)
澄明
(
ちょうめい
)
激湍
(
げきたん
)
濃脂
(
のうし
)
焙
(
あぶ
)
焙烙
(
ほうろく
)
燧
(
ひうち
)
爽昧
(
そうまい
)
猫楊
(
ねこやなぎ
)
獰猛
(
どうもう
)
瓔珞
(
ようらく
)
田楽
(
でんがく
)
百足
(
むかで
)
相貌
(
そうぼう
)
睨
(
にら
)
神流
(
かんな
)
糧
(
かて
)
紅殻
(
べにがら
)
素人
(
しろうと
)
聳立
(
しょうりつ
)
舐
(
な
)
芒
(
すすき
)
苔生
(
こけむ
)
茫漠
(
ぼうばく
)
蕗
(
ふき
)
薹
(
とう
)
虎杖
(
いたどり
)
虹鱒
(
にじます
)
虻
(
あぶ
)
蚯蚓
(
みみず
)
蜘蛛
(
くも
)
蜥蜴
(
とかげ
)
蜻蛉
(
とんぼ
)
詭計
(
きけい
)
謂
(
い
)
軽泊
(
けいはく
)
辿
(
たど
)
迦葉
(
かしょう
)
遮
(
さえぎ
)
釣意
(
ちょうい
)