“猫楊”の読み方と例文
読み方割合
ねこやなぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水際の猫楊(ねこやなぎ)の花が鵞毛のように水上を飛ぶ風景と、端麗神姫に似た山女魚の姿を眼に描けば、耽味の奢り舌に蘇りきたるを禁じ得ないのである。
雪代山女魚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
それから、彼はその序(ついで)にあの渠(みぞ)の上へ冠さつて居る猫楊(ねこやなぎ)の枝ぶりを繕(つくろ)うても見た。その夕方、彼は珍らしく大食した。夜は夜で快い熟睡を貪(むさぼ)り得た。
今まで猫楊(ねこやなぎ)の枝の笧(しがらみ)にからんで居た木の葉やら、紙片やら、藁(わら)くづやら、女の髪の毛やらの流れて行く間に雑(まじ)つて、其処から五六間の川下を浮きつ沈みつして流れて行く長いものが