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猫板
ふりがな文庫
“猫板”の読み方と例文
読み方
割合
ねこいた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねこいた
(逆引き)
長火鉢の
猫板
(
ねこいた
)
に
片肱
(
かたひじ
)
突いて、美しい
額際
(
ひたいぎわ
)
を抑えながら、片手の
火箸
(
ひばし
)
で炭を
突
(
つ
)
ッ
衝
(
つ
)
いたり、灰を
平
(
なら
)
したりしていたが、やがてその手も動かずなる。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
「もう子供じゃないんですもの。誰だって知ってるわ。」と
猫板
(
ねこいた
)
の上に載せながら、「お父さんお
盃
(
さかずき
)
はどこにあるの。」
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
葉子は
猫板
(
ねこいた
)
に片
肘
(
ひじ
)
を持たせながら、必要もないほど高価だと思われる厚い
書牋紙
(
しょせんし
)
に大きな字で書きつづってある木村の手紙を一枚一枚読み進んだ。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
猫板(ねこいた)の例文をもっと
(11作品)
見る
猫
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“猫”で始まる語句
猫
猫背
猫撫声
猫撫
猫柳
猫又
猫楊
猫児
猫婆
猫属
“猫板”のふりがなが多い著者
小栗風葉
尾崎紅葉
三上於菟吉
徳田秋声
泉鏡太郎
有島武郎
夏目漱石
永井荷風
山本周五郎
泉鏡花