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片肱
ふりがな文庫
“片肱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたひじ
96.8%
かたひぢ
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたひじ
(逆引き)
取って返しの勢いで、十夜頭巾の侍が、ぴたぴたと自分の影へ寄ってくるのに、橋の女は、その欄干に
片肱
(
かたひじ
)
もたせて澄ましたもの。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
取っつきの
室
(
しつ
)
には粗末な木地のテーブルに、ミルクの
空罎
(
からびん
)
だのつまったのだの、ゴチャ交ぜに並べた、その横に
素
(
す
)
の
片肱
(
かたひじ
)
をついて
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
片肱(かたひじ)の例文をもっと
(30作品)
見る
かたひぢ
(逆引き)
『天下の奇蹟だね。』と
嘴
(
くちばし
)
を容れて、古洋服の楠野君は横になつた。横になつて、砂についた
片肱
(
かたひぢ
)
の、
掌
(
たなごゝろ
)
の上に頭を載せて、寄せくる浪の穗頭を、ズット斜に見渡すと、其起伏の樣が又一段と面白い。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
片肱(かたひぢ)の例文をもっと
(1作品)
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片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
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片肱掛
検索の候補
片肱掛
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