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かたひじ
ふりがな文庫
“かたひじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
片肱
34.5%
片肘
24.1%
肩肱
17.2%
肩肘
13.8%
片臂
3.4%
肩臂
3.4%
隻肱
3.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片肱
(逆引き)
取っつきの
室
(
しつ
)
には粗末な木地のテーブルに、ミルクの
空罎
(
からびん
)
だのつまったのだの、ゴチャ交ぜに並べた、その横に
素
(
す
)
の
片肱
(
かたひじ
)
をついて
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かたひじ(片肱)の例文をもっと
(30作品)
見る
片肘
(逆引き)
「どなた? ……」医家の尊厳を保つために、机の前へ帰って、
片肘
(
かたひじ
)
を乗せ、「ご病気でござるか、
診
(
み
)
て進ぜよう、さあお上がりなされ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かたひじ(片肘)の例文をもっと
(21作品)
見る
肩肱
(逆引き)
これはまるでムキ出しな
浪人伝法
(
ろうにんでんぽう
)
。一角ほど
肩肱
(
かたひじ
)
は張らないが、その代りに、黙って刀が先にものをいいそうだ。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かたひじ(肩肱)の例文をもっと
(15作品)
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▼ すべて表示
肩肘
(逆引き)
万次はことごとく
萎
(
しお
)
れ返っております。これが
筋彫
(
すじぼり
)
の
刺青
(
いれずみ
)
などを
見栄
(
みえ
)
にして、やくざ者らしく
肩肘
(
かたひじ
)
を張っていたのが
可笑
(
おか
)
しくなるくらいです。
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かたひじ(肩肘)の例文をもっと
(12作品)
見る
片臂
(逆引き)
郡内
(
ぐんない
)
のふとんの上に
掻巻
(
かいまき
)
をわきの下から羽織った、今起きかえったばかりの葉子が、はでな
長襦袢
(
ながじゅばん
)
一つで東ヨーロッパの
嬪宮
(
ひんきゅう
)
の人のように、
片臂
(
かたひじ
)
をついたまま横になっていた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
かたひじ(片臂)の例文をもっと
(3作品)
見る
肩臂
(逆引き)
双方の壮士が互い違いに坐っているので互いに
肩臂
(
かたひじ
)
を張って睨み合ったまま、誰も腰を上げ得ずにいる時に、進藤がツカツカと立上って、その首領某の襟首を背後から引掴むと
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かたひじ(肩臂)の例文をもっと
(3作品)
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隻肱
(逆引き)
主翁
(
ていしゅ
)
はしかたなくあがった。玄関の
火鉢
(
ひばち
)
の傍には一人の書生がいて、それが火鉢に
隻肱
(
かたひじ
)
を突いて
睡
(
ねむ
)
っていた。
黄灯
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かたひじ(隻肱)の例文をもっと
(3作品)
見る
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かたひぢ